私が観たメイクアガールの話【ネタバレがいっぱい】
また映画見てきて座談会後編も公開されてコミカライズ連載も始まってついでにコンプリートブック買ってきたので、それらを踏まえて色々と追記しました。追記箇所はこの色になってます。(2月15日完了)
アニメ映画『メイクアガール』を見ましたか?本稿は見た人向けに書かれていますのでご注意ください。また少しですが前日譚ノベル『episode 0』のネタバレも著者が「いいよ」って言ったのでしちゃいます。
いいよ🥰
— 池田明季哉💀『メイクアガール』『メイクアガール episode 0』ノベライズ 2/7発売 (@akiya_skeleton) 2025年2月10日
本作は熱意先行で、脚本に難があって、よくわからなくて、あちこちで「昔のエロゲみたいだ」「新海誠の初期作品みたいな気持ち悪さだ」なんて褒められ方をされていますね。私も初見からずっと褒めつつ貶しつつハマっているようなハマっていないような感じなのですが、それはそれとして2週目特典『メイク・ア・0』をもらいに劇場へ再び足を運び、二種の小説も三冊ずつ買って特典を揃えてしまいました。今日から3週目特典が配布開始なので、茜さんにバレンタインチョコをもらいにまた劇場へ行きます。
メイク・ア・0は安田現象が直々に「答え(ラストシーンに限らない)」の話をしているので、これを読んだ上で映画を見るとかなり納得します。いや映画単体でもっと納得させてくれ~~~。ノベライズも安田現象監修なので「答え」を取りこぼさず、というか映画よりしっかり描いてくれていて良い感じです。やはりキャラの心情を直接書けるのは小説の強みですね。ただ著者の池田明季哉は水溜稲葉強火怪文書頒布オタクであり、稲葉が大好きで稲葉の表現に真剣で映画よりダイレクトに稲葉をお出ししてくるので、小説を読むと「稲葉ほんまこいつさぁ......」という感想になります。
なお、この後メイク・ア・0や小説の記述に何度も言及してそれをベースに話を進めることもありますが、それでも「パンフレットやメイク・ア・0の記述は安田現象が制作にあたり持っていたイメージの話であり、すべてが最終的な公式設定になっているとは限らない」「小説はあくまで映画をベースにした別の作品であり、安田現象監修と言えどもすべてが映画の世界と同一とは限らない」くらいに考えていることはここで述べさせていただきます。実際これらの間にはいくつかの相違点が存在しており、本稿でも指摘しています(注釈4,7,8参照)。またそのため、映画以外の記述等に言及する際にはそうであることをできるだけ明記するよう心掛けたいと思います。
この作品の構造
そもそもなんでこの映画がわかりにくいのかって、第一に90分の映画にしてはお話の筋がたくさんあり、第二にそれらをしっかり描くには隠し事が多すぎるからなんですよね。キャラクターそれぞれが結構違う物語をやっていて、しかもそれぞれが違うギミックを持っている。まるで往年のエロゲ原作アニメのように、複数のルートをぎゅっと一つにまとめちゃったような感じです。一つ一つは良いルートであり良いギミックなんですが、90分に詰め込んでしまうと掘り下げが間に合いませんし、観客を驚かせるためにはっきり描写できないことが増えすぎてしまいます。その結果映画だけだと「こういうことな気がする。証拠はないけど」がいっぱい発生するから、安田現象のインタビューやノベライズやその他諸々といった映画の外に「答え」を求めてしまう。メディアミックス作品の一部として評価するなら間違いなく良い映画なんですが、これは映画作品なので......。
あーあ、またメイクアガールの批判をしてしまいました。具体的なストーリーに踏み込まずにメイクアガールを語ると、こんな風に悪い話ばっかりしちゃうんですよね。ともかく本稿の趣旨は、この作品を話の筋ごとに分解していくことにあります。この作品には大きく三つの筋があり、それぞれに象徴的なヒロイン(?)がいる、言うなれば「ルートごとに見るメイクアガール」です。なお、ソルトが全ルートでメイン張れる最強ヒロインであることは、本稿では扱わない事項とします。
水溜0号ルート「好きな人を普通の女の子として好きでいたい」
パッケージヒロインである0号は「普通の女の子」を目標に成長していく過程で、邦人の問いを受けて「自分の気持ちは自分のものか作られたものか」と悩み始め、最終的に明とのデートや会話を通して「この感情は自分のものであり、明さんにそう作られたからではなく自分のために明さんが好きなんだ」と理解します。ここで0号の自我と感情は普通の女の子として完成してしまうわけですが、これには二つの問題がありました。
一つ目は、水溜明が求めているのは普通の彼女ではなくパワーアップさせてくれる彼女であることです。普通の女の子になった0号はもはや明のためではなく、自分のために明と一緒にいることを望みます。しかし研究を優先したい明にとってこれは不都合であり、二人の関係は破局を迎えてしまいます。
二つ目は、0号は人造人間なので普通の人間ではないことです。そのために0号が自分のものだと考えている感情を明に否定され、それだけでなく生体制御によって自身が作られた存在であることを強く自覚させられてしまいます。
前者の問題は「実は明が本当に求めているものはさらに別のものだった」という形で解消されます。明の真の望みは研究の成功ではなく、その先に期待される母親の承認であり、つまるところ時間を共有できる家族だったわけです。幼い頃から研究研究で高峰教授やその家族に甘えることもなかったんだろうなぁ。一方で後者の問題はトンネルにて高機動型ソルトが自壊する姿を見て悪化し、生体制御に逆らうことによる自我の証明に繋がり、とうとう解消されることはなく0号は倒れ、本来そうであるはずだったように稲葉に乗っ取られてしまいます。明としては0号が彼女という関係に執着することなく家族として接してくれるようになった形になるため、真実に気づきさえしなければ理想的な結末なのかもしれません *1 。エンドロールではラボにいながら研究せずにソルトたちと遊ぶ、年相応かそれより幼いくらいの子供らしさを見せる明が印象的でしたね。
個人的に0号周りで好きなシーンが二つありまして、まず一つ目は舞台挨拶で安田現象と堀江瞬も好きなところと語っていたのですが、0号が成長するにつれソルトを対等だと思わなくなっていくシーンたちです。特に自室で悩みながら歩いてソルトにぶつかるシーンはやばいですね。倒れたソルトを見下ろして「私はこの子と同じなんだろうか、いや違うはずだ」とか考えて、そのままソルトを起こしてあげることなく、またいで窓の方へ歩いていく。ソルトを一緒にお昼を食べるお友達やお掃除について学び競う同僚として捉えていた初期の頃とは大違いの姿に、初見時ほんとにため息が出ました。二つ目は明に別れを切り出されたシーンで、0号が最初に言うのが「なにか明さんの気に障るようなことをしましたか」なんですよね。いやいやいやいや、したに決まってるやん、明が研究を優先したがってるのをわかってて自分のために毎日デートに誘ってた自覚あるやろお前!!!安田現象は舞台挨拶で「人間らしくなるということは、必然的に人間の嫌な部分も手に入れてしまうわけで、それもちゃんと描写したかった」などと語ってましたが、めちゃくちゃ人間の嫌なところ身につけてるよこの子。
ちなみに原作ゲーム(架空)では、トンネルに入るよりも前の段階で明が0号の自我を認めることで0号エンドへ分岐できます。この分岐では0号は0号のまま残り、明と0号は家族として/恋人としてより対等な関係を目指して生体制御の解除に取り組み、とうとう普通の男の子と普通の女の子になります。0号は明と毎日デートをして、明は0号を妹のように大切に思い *2 、お互いへの認識の違いでひと悶着ありつつも友人たちとともに普通の幸せを手に入れるグッドエンドです。
海中絵里ルート「夢の追求と普通の人生は両立できない」
0号の凶行や水溜稲葉による衝撃のラストのせいで霞んで、「絵里さん周りってそんなに必要だったかな」とか思ってしまいがちなんですが、メイク・ア・0での語り口ではどうやら安田現象の思想が一番出てるテーマはここっぽんですよね。曰く「夢を叶える幸せもあれば、夢を諦めて手に入る幸せもある」だそうです。
絵里さんは作中ずっと「何かを手に入れるためには何かを犠牲にしなければならない」 *3 と語り、明と0号の破局を指して「何かを目指すのは普通に生きることと同時並行できない」と断じました。そして周囲からの信頼を裏切り、自身が必死に取り組んできた知識と成果を悪用し、そうまでして稲葉という高みを目指しました。0号の憧れが街中を自由に飛ぶカラスで象徴されたのに対し、絵里さんの憧れが自分を残して飛び去る力強い飛行機で象徴されたのは、爽やかな画面ながら絵里さんの心中を考えると絶望感がありますね。ちなみに絵里さんのラボが映るシーンにて画面端に布団と枕が映っており、絵里さんはラボで寝泊まりしていることがわかります......。
この作品において研究者として目標へ手を伸ばすことと普通の幸せを手に入れることは、まず両立しえないものとして描かれています。研究者の頂点である稲葉は他者と理解し合えない人物ですし、ノベライズで明から優秀な同志だと評されているほどの絵里さんですら目標との乖離に悩み苦しみ犯罪に手を染めてしまいます *4 。同じく世間的には成功者である高峰教授も研究に没頭するあまり妻子との関係は良好とは言い難いものです *5 。そして明は研究のために普通の幸せの象徴である0号を手放し、0号を取り戻した後はラボにいても遊ぶなど研究にこだわらなくなります。研究と0号の間で悩んでいる明の側にいたのが高峰教授だったのに対し、0号の大切さに気付いた明の前に最初に現れるのが茜さんと邦人だというのも象徴的です *6 。
「夢を叶えて幸せを手にしたのが稲葉で、夢を諦めて幸せを手にしたのが明」であり「ボーイミーツガール(明と0号の物語)としては『夢を追う苦しみを手放して幸せを得る物語』である」と安田現象は書いていますが、稲葉と明の中間にいるのが高峰教授であり、研究に執着し0号を諦めてまで夢に手を伸ばし続けたifの明が絵里さんなのでしょう。明の研究が結局「稲葉の研究の解読と再現」でしかなかったこと *7 も、絵里さんの「稲葉の発明を解析して自分の成果につなげようとする」という行動とリンクしていますね。
ちなみに原作ゲーム(架空)では、明が本当の望みを自覚した後で0号の元へ向かう前に発明品を完成させないと絵里さんエンドに分岐します。この分岐では明は0号を助けられずに0号は行方不明になり、それが原因で明は家族を諦めて研究への執着を強めてしまいます。稲葉の片鱗に触れた絵里さんとの共同研究で一時的に成果を得るものの、次第にまた失敗続きになり、絵里さんとともに0号への罪悪感と自身の才能への絶望に満たされた共依存バッドエンドになります。高峰教授だけが希望。
水溜稲葉ルート「天才は死を克服しなくてはならない」
安田現象は「水溜稲葉こそメイクアガールの真の主人公だ」と言いました。池田明季哉も「episode 0 は水溜稲葉が主人公の物語です」と言っています *8 。そうです、この作品は実のところ最初から最後まで、水溜稲葉が夢を叶える物語なのです。勘弁してくれ。
不老不死の人造クラゲが一番直接的ですが、episode 0 で登場し本編ではブラウンソルトの中身になっていると思われる「稲葉と同等の知的・精神的活動が可能な人工知能」など、稲葉の行った研究には「生き続けたい」という願いが通底しています。そしてその願いは自身の生きた器「第三人類」の片割れとして明を生み出し、彼を我が子として本気で愛してしまった結果、「大切な人と生き続けたい」へと進化を遂げました。これがメイクアガールの始まりです。
稲葉は本編でも episode 0 でも他者の感情をあまり理解しませんが、本人に全く情がないというわけでもなく、これまで人間的な関わりを持ってくれる相手がいなかったんだろうなと感じさせる未成熟な人間性を持っています。episode 0 が稲葉の生への執着と初恋から始まり、本編が稲葉の生への執着と我が子への愛から始まっているのだと考えると、稲葉もすごく人間なんだなぁと思わされます。
episode 0 で明は稲葉ともう一人の人間の遺伝子をベースに造り出された、0号と同じ人造人間であることが明言されますが、映画でも明が稲葉によって手の加えられた存在であることは示唆されています。0号のことを家族だと気づくシーンや0号の凶行のシーンの最終盤、「一緒に生きなさい」という稲葉の願いに反応して明の目が黄色く光ります。そう、稲葉による生体制御です *9 。しかし0号の生体制御とは異なり、このときの明は非常に自然に、自身の行動に違和感を持つことなく行動に移します。観客がこの生体制御に気づけたのは明がゴーグルをしておらず目が直接見えたからであり、そうでなければ気づくことはなかったでしょう。となると当然思い至るのは、今までにも観客が気付かないうちに明に生体制御が働いていた可能性です。
皆さんは明が最初に義手を使った反省文のシーンをどう思いましたか?茜さん同様にびっくりした方、もしかしてこいつも人造人間なのか?まで考えた方も多いと思います。そう、私たち観客は表の主人公である明のことすら実はよくわからずに映画を見ていたのです。明はほとんどのシーンにおいて、黄色いゴーグルで目を隠しています。それは他者や観客の共感を拒む典型的なキャラクターデザインというだけではなく、明の目がいつ黄色く光っていつ光っていないのかを観客に隠すことで、明を信頼できない語り手へと仕立ててしまいます。明はどうして彼女を科学的に作るなんて飛躍を冒すのか? *10 どうして他の研究はうまくいかないのに0号だけはスムーズに完成させられたのか?どうして研究したい気持ちを無理に抑えつけてまで0号の誘いを断らなかったのか?どこまでが明の自由意志であるのか?
黄色い光がともる描写のことを安田現象は一貫して「稲葉の支配下にある状態」と表現します。発明品が明を傷つけられないのは稲葉が明を大切に思っているから。ブラウンソルトが勝手に交通システムをハッキングして明を助けるのは、稲葉も0号を連れ去られると困るから *11 。そうやって過去の人間でありながら作中のあちこちで暗躍している稲葉は、明の行動すら誘導していた可能性があります。
「花星」のスペシャル映像を見ましたか?稲葉がカラフルなボタンの青いコントローラーを操作し、0号の自我が目覚めてうまく操作できなくなってきたら、武骨な赤のコントローラーに持ち替えるがやはり段々とうまくいかなくなる。そうやって明とまた会うために手を尽くして物語の操作を試みる稲葉だが、0号の反逆によって窮地に立たされてしまう *12 。しかしとうとう0号は消え、やはり明に自身の「記憶」を託したことは間違いではなかったと振り返る。そういう映像であったと私は解釈しています(稲葉は0号に負けて消えてしまったようにも解釈できるスペシャル映像ですが、事実そうなっていないことは映画を見た皆さんならご存じのとおりです。あるいは本編とは別ルートと割り切ってしまうのも手ですが、それは最終手段にしたいところですね)。
そうしてついに0号として目覚めた稲葉は、健康に研究し続けられる肉体と明とともに過ごす時間を両方手に入れトゥルーエンドというわけです。
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— 劇場アニメ『メイクアガール』公式【大ヒット公開中】 (@make_a_girl_pr) 2025年1月31日
#Eve × #安田現象
劇場アニメ『#メイクアガール』
スペシャル映像初公開
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〉〉〉https://t.co/3l7evQendM #大ヒット上映中 pic.twitter.com/SXnmTtq5eX
このルートの勝ちヒロインは誰であるのか。
しかし稲葉が叶えた「明と生き続けたい」という願いには大きな問題があります。「夢を叶える幸せと普通の幸せは両立しない」という作品世界における制約です。生き続けることは稲葉の研究の根幹であり、「研究者としての大きな目標」に他なりません。一方で明とともに過ごすというのは稲葉が手にした唯一の「普通の幸せ」であるため、それらを両立させてしまうのは「夢を追って苦しむ少年が運命の少女と出会い、夢を諦めて幸せを手にする」という安田現象的ボーイミーツガールをぶち壊す完全上位互換であり、ルール違反なわけです。
そもそも稲葉の願いはただの復活ではなく、愛する明との永遠なわけですから、今後また自分や明が死ぬことになれば再び「乗り換え」を行わなくてはなりません。そのときに家族を得て研究を諦め普通の男の子になってしまった明はついてきてくれるのでしょうか。他者から真に理解されることがなかった稲葉とは異なり、明には茜さんや邦人のような仲の良いクラスメイトがいて、高峰教授という理解ある保護者がいます。(稲葉と比較すれば)倫理観や社会性があり、母に届く研究者という夢を諦めて0号を選んだ明は、0号に成り代わった稲葉のことを真に受け入れてくれるのでしょうか。望んだとおりの永遠を稲葉が手に入れたとは到底信じられません *13 。生体制御が人の気持ちまでは変えられないことを0号が証明してしまっているのですから。
ではいつか訪れる破綻に際して、明の隣に並ぶ勝ちヒロインは誰なのでしょうか。
ここで一旦、episode 0 の人間関係と本編のそれの強い類似性について簡単に指摘させてください。表の主人公はどちらも自分の目標に向かって邁進し、しかし本当の願いはその目標ではなく、その先にちらつく母親の影にあります。そんな彼の周りにいるのは気の良い友人と、彼のことを好きな女の子、目をかけてくれる大学教授、そして稲葉(0号)です。主人公は稲葉に振り回されつつも理解を深め、最終的に友人にはちょっとめんどくさい彼女ができて、女の子は主人公と稲葉のために身を引きつつも仲の良いまま、稲葉は主人公を手に入れてめでたしめでたし。と思いきや聡明な主人公は稲葉の隠された考えに気づいてしまい、稲葉は運命の相手を失ってしまいます。他者との関わり方において成長することができない孤独で不器用な稲葉 *14 は、たとえ技術が洗練されようとも相手の気持ちを汲むことはできないままであり、その結果 episode 0 でも本編でも同じ人間関係を繰り返してしまうのです。0号ではないことに気づいてショックを受けた明に対して「ではもう一度彼女を作りましょう」って言いだす稲葉、あまりに想像が容易 *15 。
変われない稲葉が大切な人を失ったとき、その近くには変わろうとする女の子がいます。好きな人の幸せのために自分の気持ちを犠牲にし、それを後悔している女の子です。皆さん、アニメイト特典リーフレットを読みましょう。両方とも読みましょう。この作品の勝ちヒロインは幸村茜です。やったー!スピンオフ『メイクマイセルフ』も楽しみー!
書影・あらすじ公開!
— MF文庫J編集部@毎月25日発売! (@MF_bunkoJ) 2025年2月5日
【MF文庫J 2月刊】
映画『メイクアガール』のスピンオフが登場!
『小説版メイクアガール メイクマイセルフ』
「明君が二人いればよかったのにね」… pic.twitter.com/3oMCpJTiIW
*1:映画の本当に一番ラスト、次回作予告の直前のシーンにて、0号を稲葉と重ねて固まった後、水槽の前に座る0号を見上げる明の目に銀杏の葉が映ります。これ「稲葉であることに気づいた」という描写だと思うんですけど、これより後にシーンはもうないので明がどういう反応したのかめちゃくちゃ気になりますね......。注釈12も参照。
*2:ノベライズのメロンブックス特典でも「妹」という言葉が使われていましたが、episode 0 での説明から明と0号は同じ男女の遺伝子情報から生まれた人造人間であるはずなので、本当に兄妹の関係です。母と妹を同時にこなす稲葉。
*3:安田現象はコンプリートブックにてニトロプラス作品のことを「何かを得るには何かを失うという要素や、完璧なハッピーエンドではないところが好き」と語っており、新卒で入社したニトロプラスにかなり影響を受けているようです。
*4:明と絵里さんの住むマンションは湯島にあり、そこへ高峰教授も頻繁に様子を見に来る。0号を攫った後の地図でも不忍池が映る。となると高峰教授と絵里さんの職場は東京大学本郷キャンパスなんじゃ......と思いたくなるところですが、東大にあんな高くて綺麗なビルディングはないので神保町にある明治大学駿河台キャンパスがモデルかもしれません。駿河台キャンパスに理工学部はありませんが。
*5:映画では娘が家出した以上のことには触れられておらず、エンドロールの描写も妻に帰宅を気づかれたくない様子であることから「帰りが遅くなって妻に怒られている」と解釈する方が自然なものです。一方でノベライズでは妻にまで逃げられていることが明言されており、ゲーマーズ特典では明のひたむきな姿を見て妻へもう一度向き合おうと決心する様子が描かれています。
*6:安田現象はコンプリートブックにて茜さんと邦人のことを「普通の幸せ担当」だと語っており、彼らはラボはもちろんマンションという明の日常のメイン舞台に来るシーンもこのときまでなく、さらに絵里さんや高峰教授と関わるシーンは最後までありません。ちなみに舞台挨拶や副音声にて安田現象が「0号の部屋の小物たちは明は用意しないだろうから、茜さんや邦人などが用意したのだろう」と語っていましたが、アノマロカリスの巨大ぬいぐるみや周期表の巨大ポスターは誰が持ち込んだんだ......?
*7:絵里さんの初登場シーンにて、明はブラウンソルトのことを「多分人工知能です」と言います。また0号の凶行を受けて自我を認め始めた明は「話が違う!」と口走ります。明は結局のところ稲葉の研究・発明をそのままなぞっているだけであり、明が自嘲するとおり彼の天才性は「稲葉の研究データを読めること」にしかなかったのです。
*8:話の流れ的に入れる場所がなかったのでここに書くのですが、ソルトのデザインについて安田現象はパンフレットで「リアル路線なら効率性をつきつめたデザインにするところ、ソルトは愛玩性と不安定さを兼ね備えたデザインにすることで、開発者である稲葉や明の異質さを演出したかった」と語っていますが、ノベライズや episode 0 では「稲葉は合理性一辺倒のデザインにしたかったところ、他のキャラからもっとこうした方がいいと意見を出されて今の形になった」ということになっており、食い違う説明になっています。ちなみに安田現象はコンプリートブックでは「実在するロボット OriHime を参考にした」「一輪足の方が作画が楽」メイク・ア・0では「顔をシンプルにすることで仕草で可愛さを表現」などと語っており、普通に安田現象の趣味でデザインしたロボットに後付けで色々それっぽい説明してるだけなんじゃないかとも疑ってます。
*9:0号の最初の生体制御イベントでの描写(明の義手が黄色く光り、明が右腕を失ったときの回想が入る)から、生体制御は明を守るために後から作られた機能であり、義手が明の識別子になっていることが示唆されています。すると明に生体制御が備わっているのは時系列的に不自然なので、正確には生体制御ではないのかもしれません。ただ安田現象は「黄色く光るのは稲葉に支配されてる状態を意味するから注目してみてね」とパンフレットでもメイク・ア・0でも語っているため、明に対して稲葉によるなんらかの支配があると考えるべきでしょう。
(私の見間違いでなければ)右腕を失ったシーンにおいて明に駆け寄っているのは高峰教授でした。よって高峰教授が水溜家のラボに初めて訪れたのは稲葉の死後であることから、明が右腕を失ったのは稲葉の死後であることがわかります。そのため稲葉が実装したはずの生体制御は、右腕の事故より前からあったことになりますね。じゃあなんで右腕の事故は起きたんだろうか。そこの設定はちゃんと作ってあると副音声で安田現象が語っていましたので、安田現象に口を割らせないといけません。ちなみにノベライズでは明が右腕を失ったのは稲葉の生前の出来事とされており、映画とノベライズの間に明確な矛盾が発生しています。
*10:コミカライズ1話26,27ページで答え合わせされましたね。
*11:というか完成後のブラウンソルトは自身の状態を確かめる非常に人間らしい動きをしており、中身は一時的に復活した稲葉本人だと思われます。ノベライズでも「0号の体での完全な復活の前に、不完全な復活もした」と書かれています。明と高峰教授の商品化によってスペックダウンされている通常のソルトとは異なり、ブラウンソルトには明が「記憶」からサルベージした稲葉オリジナルの人工知能が入っており、つまるところノベライズで説明される第二人類そのものです。完成前のブラウンソルトが自殺するのは episode 0 の描写どおりですしね。
*12:座談会トーク後編にて安田現象は0号の凶行を「明と0号は稲葉の手のひらの上で転がされていることが多いけど、0号が明と稲葉の予想や思惑を超えて動けている唯一の瞬間があそこ」と語っています。
*13:安田現象が座談会トーク後編でこの問題について言及していました。「稲葉は復活という夢は叶えたけど、そのことについて明がどう思うかはまた別の話で、だから稲葉が明との新しい生活をちゃんと手に入れられたかはこれからの話」だそうで、意外と言うべきか当然と言うべきか、安田現象もそこまで稲葉に甘いわけではないようです。
*14:コンプリートブックでも稲葉の嫌いなものは「人間関係」だと書かれています。そういうとこやぞ。
*15:ノベライズにおいて、余計なことをしなければ0号には稲葉の精神と知性が転写されると明言されています。また花星のスペシャル映像でも、明が学校に連れていき、外の人間と関わったりアルバイトをしたりするなかで、0号に稲葉の想定外の自我が目覚めてしまう様子が描かれています。そのため再現性のある自我は稲葉のものだけであり、仮にもう一度0号を作ってもあの0号になる可能性は低いと思われます。
ふろんてぃあ
最近毎日ふろんのブログを読んでいます。
毎日着実になにかをするの苦手なのでこれはすごいことです。毎日ブログ更新してるふろんはもっとすごいよ。
縄跳び
ふろんは運動の習慣づけとかで縄跳びを日課にし始めたみたい。えらい。
日課の縄跳びがマンネリ化してきたので最後の100回は二重跳びで跳ぶことにした。今日は600回 + 二重跳び100回。最後の方ふらふらだった。小学生のころは二重跳び50回くらい連続でできた記憶があるけど、今は20回が限界。
これ見て私も二重跳びをやってみたんですが、確かに100回はふらふらになるし連続では20回くらいでかなりしんどくなりました。このセット飽きずに毎日続けるのって結構きついんじゃないでしょうか。ふろんはすごいね。
死後
ふろんの死後観は、現代日本人の多くがぼんやりと持っている素朴な考えをきっちり内面にまで通底したような感じで、かなりふろんらしい気がします。
死んだら無になる、という信念を幼少時から自然に受け入れていたため、よく言われる「○○も天国で笑ってる」みたいなフレーズに心から共感できたことがない。あれってどれくらいのノリで言ってるんですかね?
「死後の世界なんか宗教のやつでしょ」くらいに思ってるけど、同時に「天国で笑ってる」みたいなフレーズを違和感なく使うこともできる、みたいなのが多数派じゃないでしょうか。つまり大して深くは考えてないんですよね。皆さんは死後がどうとか考えていますか?考えなくても困らないことは考えない方が快適に日々を過ごせると思います。
ちなみに私は死んだら無になると信じています。科学的に考えて死後の世界は存在しない可能性が高いので存在しないと考えているみたいな次元のやつではなくて、「死んだら無になる」ということを人生の道標として信奉しているという感じです。死後の世界の実在が証明されたら人生見直しタスクが発生してちょっと困る。なので私の共感できないフレーズは「〇〇するまで死ねない」ですかね。死んだら無になるのに、〇〇できなかった後悔ってどこでするの。まあ共感できないってだけで、そう考える心情が理解できないわけではありません。あくまで私はそのフレーズは使わないってだけです(自分のツイートを「死」で検索してこのフレーズ使ってないことを確認済)。
善
ふろんのブログでは死後の話の一部だけど私にとっては違う話なので。なお死後も自分以外の世界は存続するのかという話は横に置いておくことにします。
自分の死後が完全に無意味だと思っているなら、どちらの例でもそのように考える理由は全くないはずなのだが。自分のこの感覚がどういう原理で生じているのかいまいち判らないので、長らく棚上げにしている。
これは一般に倫理観と呼ばれるものではないでしょうか。「自分とはもはや関係のなくなる世界だけど、どうせなら善くあってほしい」って、困ってる人に声かけるとか落ちてるゴミを拾うとかと同じようなことでは。それどころか死ぬ直前なら、失敗しても被害を受ける心配がないので気軽に善さそうなことができますね。
私が沈みゆく船に乗る数学者で、目の前に耐水容器と紙があったら、私しか知らない定理を可能な限り書き尽くすことが「善きこと」であると直感的に考えると思う。
この例って単にふろんが「進歩は善いことだ」って考えてるだけだと思うんですよね。あとふろんは死にたくない不老不死になりたい派なので、自分の功績が少しでも世界に残ってほしいという気持ちがありそう。
死後の臓器提供には同意しておいたほうが「善い」と自然に考えることができている。
これも「困ってる人が助かればそれは善いことだ」って素朴に思ってるだけなんじゃないのかな。どうなんでしょう。
むしろ「死後の肉体の帰属に興味がないことを明確にしている」と捉えれば、死後を無だと考えている人らしい判断のようにも感じます。逆にアブラハムの宗教を信じている人なんかは生前の肉体で復活できる可能性があるので、信じていない人よりも臓器提供に否定的みたいなデータあってもおかしくないんじゃないかとか、勝手に想像してみたり。
トラぺジウム
トラペジウムを見に行った。東ゆうが好きすぎてハマった。ブルーレイも買った。
おでかけ記録 2024
近況書きたいと思いつつぐだぐだすること数か月、ようやく筆を取ったかと思えば「いろいろネタあったはずなのにいざ書くとなると何書くか困るよね~」とか言っている始末。
今回はとりあえず今年のおでかけ記録でも書きます。今年はいつもより遠征多かったので。ただの記録だからあんまりおもしろくないかも。まあブログってそんなもん。
※「自分の意志で行った特別なやつ」と認知しているもののみ書きます。たとえば有馬温泉に行ったが、これは家族に連れてかれただけなので自分の意志ではない。
1月
どこも行ってない。修論書いてたもん。
2月
2/1
研の同期と東山動物園行った。名大のすぐ裏だけど、行ったことある名大生そんなに多くなさそう。特に理系は不精が多いから。
2/11
研の同期と白鳥公園行った。名古屋とお別れする前に名古屋の数少ない名所を回ったんやね。水琴窟あって良かった。
2/14
隣の研究室の鉄オタとリニア・鉄道館に行った。国内に唯一現存する蒸気動車であるホジ6014が見たかったので。『レヱル・ロマネスク』の汽子ちゃんが大好きなので。
2/19,20
東京で学部のお友達と忘年会兼新年会をした。2月なのはみんなM2で修論書かなきゃだったから。徹夜で『さよならを教えて』をプレイしました。
3月
3/15,16
記憶がないがカメラロール見ると名古屋行ったみたい。2月に名古屋から実家へ引っ越したので、名古屋もおでかけ扱い。『グランベルム』というアニメを見たらしい。これは確かに名古屋で見た記憶が残ってるし面白かった。こんな日だったか。
3/25
名古屋に行きました。学位記もらったり貸与PCを返却したりしたよ。
4月
4/14
難波でポタフェスというポータブルオーディオ機器のイベントがやってたので行きました。難波や大阪日本橋はよく行く場所だけど、こういうイベントはいつものじゃないのでおでかけ扱い。final ってとこが七果さんのイチオシです。あと Twitter の企画で当選してイヤホンもらった。
5月
5/31
梅田で fhána のライブがあって、前日に急に誘われたので急に行きました。こういう(お金さえ気にしなければ)楽しいに決まっているイベントは、できる限り行っておくのが人生の基本。でもライブ前に見た『トラぺジウム』があまりに強烈すぎて、ライブ中ずっと『トラぺジウム』のこと考えてた。
6月
6/7,8
名古屋に遊びに行った。なにしたんだっけ、院の友人とご飯を食べたりアニメを見たり、一人で普通に名古屋のオタクショップ巡ったりだと思う。それしかやることないでしょ。名古屋に行ったら必ず行く場所、アゾンレーベルショップ名古屋店。ここ世界最高の店舗だと思ってる。ショーケースいっぱいあってとんでもなくたくさんの子が飾られててそれが全部センスいいので。
6/29,30,31
友人に『トラぺジウム』見せたあと一人で夜行バス乗って、千葉大学で『トラぺジウム』の聖地巡礼して千葉ロフトで『トラぺジウム』のポプショ見て、そごう横浜で『トラぺジウム』に登場する写真展のモデルとなっている写真家の展覧会行って、東京の友人を捕まえてチネチッタ川崎で『トラぺジウム』を見せて、最後にガールズバンドクライの牛丼食べて夜行バスで帰ってきてそのまま出勤した。いや自分で振り返ってて異常者だな。
7月
7/12
塚口サンサン劇場で『トラぺジウム』見てもっかい『トラぺジウム』見た。
7/20,21
塚口サンサン劇場で『トラぺジウム』見てもっかい『トラぺジウム』見た。そのまま夜行バス乗って大宮でプリ☆チャン単独ライブ。プラネタリウムの殻で優勝。でも個人的にはもうちょっとランガの曲やってほしい。
8月
8/3
池袋で『バーチャルミュージカル!? ハイスクール! キラッとプリ☆チャン』の上映会あったから行ってきた。実はハイスクールは初見。あとスタッフ座談会でみらさらは製作陣が狙ってやってたという衝撃の告白を聞きました。
9月
9/1
淡路島唯一の映画館である洲本オリオンに行って、朝から『トラぺジウム』『少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド』『トラぺジウム(字幕版)』『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』を見たら夜になったので帰ってきました。ほんとはもう一回『トラぺジウム』の上映があったんだけど、それ見ると終バスに間に合わなくて淡路島を脱出できなくなるので断念。「淡路島行って映画見て帰ってきました」っていうと色んな人に「は?」って言われる。
9/28,29
また名古屋行った。『負けヒロインが多すぎる!』の最終回をみんなで見ました。豊橋へ聖地巡礼する話もありましたが、豊橋は名古屋から見て大阪とは逆方向なのがネックで私は行きませんでした。楽しそうな写真だけ見ました。本編おもしろいしEDはどれもかなり刺さったが、とはいえそこまで入れ込むほどにもならなかったかなというのが正直なところ。あと名古屋駅の巨大スクリーンでマケインの広告が話題になってたのでふらっと探したが、普通にどこかわからんかった。新幹線改札の方見に行ってないのでそこかな?
10月
10/2
九条のシネ・ヌーヴォっていう映画館で『風が吹くとき』を見ました。善良な夫婦が核汚染でゆっくりと弱っていくアニメ映画です。こう言うとアレな映画みたいだけど、どこまでも善良で仲良しで支え合って生きている夫婦を見てると「素敵な夫婦のあり方」みたいなものについて考えさせられるので、恋人や夫婦で見るといい感じの映画だと思います。ほんまか?
10/26
梅田で『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』のリバイバル上映があったので、当然チケット競争を勝利し1回目2回目ともに最高の座席で見てきました。パンフレットもういっぱい持ってるのにまた買っちゃった。入場特典のイラストカードが2回ともアルまどだったので、2回とも悪魔ほむらだったオタクを見つけて交換してもらいました。ありがたい。
11月
11/8
はるばる四条畷のイオンシネマまで行って『も~っと煌めく! KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-』を見ました。キンドラ初見から4DX選んだわけだけどどうせストーリーは「いつもの」だから問題ない。ちゃんと入場特典の夢小説ももらいました。四条畷のイオンは2019年の正月に『劇場版プリパラ&キラッとプリ☆チャン きらきらメモリアルライブ』のリバイバル見に行って以来だったが、相変わらずほんま僻地。車前提すぎる立地。二度と行きたくないがプリ映画の扱いが良いから来ないとは言い切れないんだよな......。
11/16
パシフィコ横浜でプリティーシリーズ Crossing Live があったので当然行きました。Crossing という点でもアイプリ初参戦という点でも、これは逃せなさすぎる。運営さん、滲む、馨る。青葉りんかverの音源化いつまでも待ってますからね。あと九九叫ぶの楽しすぎ。アイスマイリンはほんと良い曲もらったよ。
12月
12/15
また名古屋行ってきた。3か月におきに名古屋行ってる。今回はアニメも見ずに知り合いと手羽先食べただけ。お昼食べてから名古屋行って手羽先食べてすぐ大阪に帰ってくるの、距離ガバすぎるな。もちろんアゾンレーベルショップ名古屋店にも行った。
終わり。
いっぱい行ったし、逆にこんだけしか行ってない。これ以外はすべて実家、職場、オタクショップで生活が完結している。
映画の話多かった気がする。あんまり映画館に行く習慣はなかったんだけど、『トラぺジウム』の影響で映画館に行くというのが娯楽の選択肢に増えたのかも。新しいものにハマるというのはこういうところが良いね。
選ばなかった話とか。
1月31日が修論締め切り、2月6日が修論発表会でして、つまり博士前期課程修了だなぁの記事です。大学のお友達の皆さんも、中高のお友達の皆さんも、あと七果さんも、来る春からはどんな感じなんでしょうね。
博士前期課程こんなんでした。
というわけで最初の話題はこれです。せっかくなのでこの二年を振り返ります。まあほとんどTwitterしてアニメ見て音声作品聞いてたら終わったって感じなんですけど。
研究室の人間。
木原研は各院生がみんなやってること違って、木原先生だけがすべてを理解しているスタイルなので、他の人のやってることは概要は知ってるけど詳細な話はついてけねーって感じです。圏論とTwitterしてる人、二階算術と型月してる人、量子論理やめて最近は認識論してる人、直観主義より弱い論理体系やってた優秀な人、確率論と東方とローグライクやってる人、ついでに隣の研究室の集合論やってるゆずのオタク。趣味の話はいっぱいするし数学の話も普通にするんだけど、がっつり専門の話になると誰も互いに理解できないというウケる集団です。
研究室のセミナーでやってたこと。
普通に専門の話なので興味ない人は読み飛ばすと良い。
どうも、圏論とTwitterしてる人です。前述の通りお友達の専門の話よくわからんので、先生とのセミナーも各人が読みたいもの読んだりやりたいことしてきて発表したりしなかったりするスタイルでした。
大学院に入ってしばらくは Jaap van Oosten, Realizability: An Introduction to its Categorical Side という本を読んでいました。1章が pca による抽象計算系の話、2章が tripos theory の話、しっかり読み込んだのはここまでです。ちなみに3章が effective topos に特化した話でここもそれなりにつまみ食いしたりしました。4章は全然眺めてないから何書いてるか知りません。今 table of contents 見たら普通に気になる話題入ってたからそのうち眺めるかも。
次に Andrej Bauer という研究者の七果さん好みの論文を何本か読みました。chain-complete lattice なのに Bourbaki-Witt の不動点定理が成立しない例の話とか、距離空間がすべて可分になる世界の話とかね。とってもいい話だね。
そのあと synthetic domain theory に手を出したんですがうまいこといかず、途中で predicative topos に鞍替えしました。これはなかなか悪くなくて、topos って nonpredicatie で強すぎるよなぁ!という気持ちになりました。ここでわちゃわちゃしてるときに示した定理が RIMS の友人の役に立って、私の名前が彼の修論の謝辞に載ってるらしいです。本当に載ってるのかは見てないので知りません。
そうこうしているうちに修論書かないとやばいシーズンになり、とりあえず手持ちのネタでなにかということで、修論は separated objects の話を書きました。純粋圏論なんで木原研で書く意味ねーって感じですね。
趣味の話。
アニメは学部の頃から変わらずそれなりに見てたんですが、見るだけでなく同期や先輩とオススメ作品を紹介しあったり、鑑賞会もいっぱいしましたね。ブルリフRは早く円盤を発売しろ。最近はエヴァを初めて見ました。惣流・アスカ・ラングレー良い......。
エウレカセブンを見て「アネモネ好きだ......」って言ってた七果さん、エヴァを見て「アスカ好きだ......」って言ってる。
— 七果さんだよ。 (@LiEat_D) 2024年2月8日
あと同期にニディガをオススメしたら気に入ってくれたので、世紀末のゲームをいくつか一緒にプレイしました。かまいたちの夜とか、雫とか、serial experiments lain とか。おかげで16bitセンセーション4話はかなり盛り上がりました。同期が引っ越す前に痕も一緒にやる予定です。
今日の院生室。 pic.twitter.com/4UExKwLVtl
— 七果さんだよ。 (@LiEat_D) 2023年7月26日
進路の話。
次の話題はこれ。私が研究の話とか進路の話とかを対面以外でしないせいで、まあ対面でもほとんどしませんが、長らく会えてない友人のなかには「あいつ最近なにしてるんや?そしてこれからなにするんや?」って思ってる人たちがいるみたいです。確かにTwitterではアニメ実況ばっかりだし、研究集会で会う顔ぶれも限られてるしね。
2022年。
某ゲーム会社のインターンを受けました。インターンと言っても働く系ではなく、なんかクリエイティブなワークショップ的なやつでした。ふーんって感じでした。
2023年。
「ゆるふわ就活して素敵なとこに受かったらそこに、受からなかったら博士後期課程に行くかー」という方針で、2か月に1件くらいの舐め腐ったペースで御社たちにちょっかい出していました。公務員試験も受けてみたけど、あの教養試験をわざわざ対策しないといけない人って入省してから大変そう。
いつも不干渉の親が干渉してくるレベルの会社以外には受からなかったので、じゃあ博士行くかーって願書を出しました。内部生は受験料がいらないの偉いよね。
2024年。
落ちたとこから追加合格もらって、進学か就職か悩みました。りちょますや親にぐだぐだ絡みつつ、最終的に就職することにしました。専門性も高度ななにかもいらない誰でもできる仕事です。でも修論発表の際に「博士課程進学希望ということでよろしいですか?」と聞かれて堂々と「はいそうです」と答え、この研究はあとどのくらい進めれば投稿できそうか、博士後期課程ではどういう活動をするのかを答弁しました。博士入試体験です。わいわい。質疑を聞いていた同期には「普通に博士課程での研究予定しゃべってたから進学するのかと思った」って言われました。
修論発表会はD進希望者に対しては入試も兼ねているので、しばしば「博士課程進学希望ということで~」という枕の質問が発生する。
— 七果さんだよ。 (@LiEat_D) 2024年2月6日
つまらない話。
進学か就職か悩んで決めたことに関連したなんらかの話。どっちもそれなりに良いとこ悪いとこあるし、それなりに大きな選択だから悩むよね。
で、就職を選んだ理由はあれです、あんまり博士号に興味なくってさ。もうちょっと言うか。別に博士号に興味もなければ研究職にこだわってもいない私にとって、博士課程ってあんまり意味がなくてさ。だって木原先生にあんまり質問しないし、専門の話がっつり話し合える人がいるわけでもないし。別にのんびり気が向いたときに、まあ二度と向かないかもしれないが、したい分だけふらっと数学すれば私は満足でさ。まああと趣味と割り切った方が時間的制約なんかを一切気にせず、軽率に全く新しい分野、なんなら数学以外の分野にも飛び込めるしね。あんまり今までやってきたことへの執着もないのよね。
そもそも私ってなんで数学してるんだろう。いやまあそれなりに面白いからなんだけど、別に世のなか同程度に面白いことはいくらでもあるわけで。判例集とか読むの楽しいよね。倫理学も面白くて蔵書いっぱいある。古典籍漢籍も好き。高校の頃は園芸とか都市計画とかそっち系に興味があったはず。東大落ちてたら後期は東北大の生物系に出願してたなぁ。なんでも興味あるし楽しめるし理解できるんだけど、あんまり特別にこれっての持ってないのよね。そもそも高校で理系を選んだのもよくわかんない。数学も理科も国語も社会も普通に学年トップだったんですけど、かなりなんとなくで理系選んだ気する。そんなんだから文理選択のこと「片方を選ぶ制度」ではなく「片方を捨てる制度」だってうっすら思ってるし、そんなんだから霞が関の某施設の職採面接で「あなたは理系ですがこの職場って文系的な仕事ばかりなんですけど大丈夫ですか」って聞かれたの結構不快だったな。あと「大学生活で一番苦労したことはなんですか」ってやつも困った。苦労ってなんだろうな。七果さん最強すぎてそういう人生経験少ないかもしれん。
うおうお。
筆が乗って普段あんまり外に出さないことまで書いてしまった。
これ、リプでのぱるさんとの会話も含めてかなりいいツイートだな。
自己評価そんなに高くなくてむしろ「私にできるので誰でもできる」くらい思ってるけど、現実にはそうでないことをこれまでの数々の勝利から知っているので、ハラスメントをしないための社会性しぐさとして「天才です✋」をしている。
— 七果さんだよ。 (@LiEat_D) 2020年9月15日
リクエストお題。
最後にリクエストお題を2つもらっているので消化しましょう。
「音声作品の楽しみ方」
難しいお題ですね。作品のオススメならDLチャンネルの記事(https://ch.dlsite.com/matome/250091)読んでくれって感じだけど、根本的な楽しみ方となるとね。
環境音やASMRみたいな音そのものを楽しむ系なら、そういうの好きなら自然に楽しめるでしょ。
そうじゃないシチュボ系はどうだろうね。音声作品の強みは没入感だと思っていて、だからきちんと感情移入すれば甘い作品はとことん甘いし、苦しい作品はとことん苦しいよ。シチュボはやっぱ当事者になりきれるかどうかじゃないですか。
逆に「当事者ならわかる情報を視聴者に明らかにしない」ことによって、「なにがあったのかわからないけど絶対になにかあって、その結果らしきどうしようもない現実だけが目の前に提示されている、なにもわからないけど過去も現在も未来も不幸しかないのはなんとなくわかる」みたいな心がめちゃくちゃざわざわして精神かき乱してくるテクニカルな作品もあって、これはいつかDLチャンネルに記事書きたい。
「ドールの規格について」
どういうお題やねん。
アゾンっ子を好きになるとアウトフィットに困るかもしれないよ。やっぱりボークスが強くて、だからディーラーさんもボークスっ子に合わせて衣装作ったり、そうでなくても参考サイズに書いてくれるのはボークスっ子のばかりだったりするし。でも私はアゾンの 45cm が好きだな。AZT8-45ってやつ。MDDとDDPの間みたいな子。絶妙に幼く、絶妙にお姉さんなんだよね。あとアゾン純正衣装のセンスほんと良いんだよな~~~。ディーラーさんの衣装だとやっぱりフリフリのドレスとかが派手で目に入りがちなわけだけど、アゾンの冬の新作とか見てると「こんなにシンプルでこんなにかわいい」になります。
あとアゾン名古屋店が相当えらくて、ショーケースいっぱいあって店員さんがアゾン製品だけでカスタムしたドールがいっぱい並んでるんだけど、みんなめっちゃかわいいんだよな。飾ってるドールの数、国内のドールショップで一番なのでは?特にピュアニーモとかわけわからん数飾ってるよ。
何か書きたくなったので『球詠』の話をします。
気まぐれに何か書きたくなった今日は『球詠』について雑語りをすることにしました。『球詠』はきららフォワードで連載中の女の子が野球をする漫画で、単行本は現在11巻まで出ており、2020年にはアニメも放送された人気作です。
トピックは次の二つ。前者は布教という側面が強いので誰でも読んでほしい、後者は原作ちゃんと読んでる人向けかな。本当はもっとトピック用意してたんだけどいざ書き始めると疲れちゃった。
アニメ版ついて。
2020年の春アニメです。
私はアニメで球詠を知って好きになって原作を買った勢なので、もっと色んな人に球詠のアニメを見てほしいのですが、球詠を布教する際にいつも邪魔をしてくるの問題があります。そう、作画です。
球詠はアニメも良いんだけど、人間におすすめすると「作画が笑」って言われがちなの渋い。
— 七果さん。 (@LiEat_D) 2022年7月22日
制作のstudio A-CATはCGにはかなり強いのですが、手描きの方はそこそこで、コロナ禍の最初期というのも相まって作画が不安定になっています。とはいえ例えば研究室の先輩に見せたところ「作画悪いって聞いてたけど普通に見れるね」という反応をもらいました。そうなんです、評判ほど崩れたり描写を省略したりなんてことはしてないんです。
むしろ「きらら=デフォルメのかわいい女の子」というイメージとは真逆の頭身が高くてゴツいリアル志向のキャラデザだったことが、作画が悪いという評判にクリティカルに効いているように思います。ガチバイク作品なのにきらら的な女の子のかわいさを求められた『スーパーカブ』などと同じく「視聴者の勝手な先入観のせいで評価が下がった作品」の一つだと思います。
作画の話は避けられませんが楽しい話でもないのでこれくらいにして、アニメを見て何がそんなに七果さんにハマったかの話をしましょう。原作者のマウンテンプクイチ先生は「女の子しかいない世界」至上主義者で、七果さんは百合のオタクなので、当然百合の話になります。見た人ならみんな「はい」と言ってくれると思うんですが、よしのぞです。マネージャーの芳乃ちゃんとチーム最強打者の希ちゃんの百合です。
球詠という作品のメインは間違いなくバッテリーを組んでいる投手・詠深ちゃんと捕手・球姫ちゃんのたまよみカプなのですが、アニメに限って言えばどう考えてもよしのぞがメインです(個人の見解)。だって限られた尺でたまよみの描写はじわじわ削られているのに、よしのぞの描写はほとんど削られてないんだもん。中盤で芳乃ちゃんが希ちゃんを励ますところから、終盤で希ちゃんが芳乃ちゃんを励ますところまで、希→芳という感情矢印が話数が進むごとにどんどん溜まって溜まってとうとう綺麗に芳→希クソデカ感情が伸びるところまでマジで芸術ですよ。もちろん原作と同じ展開なんですが、途中で挟まるその他の描写が尺の都合で少ないおかげで非常にわかりやすく、よしのぞのためのアニメ化では???タイトル『よしのぞ』に変えようって感じです。
七果さんの心のなかのランキング、百合告白部門1位アニメです。どうぞよろしく。そして気に入ったら原作6巻の巻末おまけ漫画もぜひ読んでください。
川口息吹について。
コピー能力者で野球センスの塊、体がしっかり出来上がりさえすれば作中最強説もある息吹ちゃん。人間、こういう存在好きですよね。
そんな息吹ちゃんは双子の妹である芳乃ちゃんのおもちゃにされたり、センスの良さからキャプテンに目をかけられたり、素人同士として白菊ちゃんと一緒に練習したり、芳乃ちゃん繋がりで希ちゃんと仲良くしてたりと色んな人と絡みがありますが、誰かとカップリングされたり話題の中心になるよりも「見る人」という立場の強いキャラクターだと思います。
人の動きを見ただけですぐコピーできる能力、力がなくてヒットは打てないけど選球眼がピカイチで四球を取りまくるスタイル、キャプテンを参考にどんどん上手になる守備、球姫ちゃんよりも先に詠深ちゃんのフォームの癖に気づく観察力。場の空気や人の感情に誰よりも敏感で、白菊ちゃんの神仏照覧・柳大川越との再戦・光ちゃんから希ちゃんへの宣戦布告・そして11巻といった作中のあちこちで繰り返し「息吹ちゃんは周りのことを非常によく見ている」ことが強調されており、同時にグラウンド上ではともかく人間関係上ではひたすら傍観者止まりであることも強調されています。
光ちゃんが希ちゃんへ宣戦布告したシーンでは一瞬で希ちゃんの横からキャプテンの後ろに逃げ隠れており単行本のおまけ漫画のネタにもされていますし、11巻ではひたすら息吹ちゃんが詠深ちゃんの苦悩に気づいて理解しながらも声がかけられない様子が描かれました。息吹ちゃんはいつも詠深ちゃんの中学時代の悔しさを思いやって泣いてくれていたし、嫌なことを言われて詠深ちゃんが一瞬曇ってるときもいつも心配そうに後ろから見つめていました。11巻では誰よりも詠深ちゃんの気持ちを理解してチームのみんなに伝える役割を担いました。でも詠深ちゃんに直接心配の声をかけたことは全然ないんですよね。
詠深ちゃんのクラスメイトであり日常パートではなんだかんだ球姫ちゃん以上に詠深ちゃんと一緒に行動している息吹ちゃんは、しかし何かあっても「心配して見てるだけ」「周りの人に声をかけるだけ」で詠深ちゃん本人に直接なにかアクションを起こすことをしない。私は詠深ちゃんのために何度も泣いてくれた息吹ちゃんが好きなんですよ、そして詠深ちゃんと息吹ちゃんに親友になってほしいんですよ。女性同士の恋愛が当たり前なマウンテンプクイチ世界において、たまよみやよしのぞのような約束されたカップルがいる作中において、二人には恋愛ではない強い信頼関係で結ばれてほしいんですよね。だから見てるだけではない、勇気を出して踏み込める息吹ちゃんがいつか見たくて仕方がありません。
院試こんなんでした記。
はい。名古屋大学のなんか情報って名前の数学基礎論のとこに進学予定マンです。みんな院試の話を書いてて遅ればせながら私も書くかーと思ったので、もう結構前のことですが頑張って思い出してうおーっとふわーっと書きます。
2020年の春
うおー、コロナで草。めっちゃアニメ見ちゃうな。
参考ツイート。スレッドにアニメの名前がたくさん書いてある。
この5月に見たアニメわかる限り書き出してみるか。
— みっふはもうダメです。七果さんもダメ。 (@LiEat_D) 2020年5月31日
2020年の夏
院どうしよう。東大の院に行く気ないんだよね。とりあえずRIMSの院試説明会でも冷やかしに行くか!w
2020年の秋
このクール、アニメ『レヱル・ロマネスク』に出会って音声作品にハマり、人生がめちゃくちゃに崩壊して2021年秋クールが始まろうとしている現在でも引きずってるらしい。というかどんどん重症化してる。
あとNIIの蓮尾先生と東工大の鹿島先生にメール出したりもした。京大のくろのくん・みっとくんと一緒にSGLを読むゼミが立ったりもしたね。そういえばなんか東大ではCPU実験とかいうのがあったらしい。ほーん。
2021年の冬
やっぱ名大の木原先生やな。すごいし気さくだし何より定年の心配がないし。 (ロジック関連の先生は現在定年ラッシュなのだ!)
ということでメール出してちょっとお話しして、名大の同学年の人のセミナーを毎週眺めるようになった。眺めているだけなので身についていない。
マギアレコードの2部4章が配信されて、あまりの惨劇にモキュの間に激震が走ったのもこのクール。ネオマギウス大好きなんじゃ。
4月
マギアレコード2部5章が配信開始!ひめサーの出会いが描かれてフォークロア本格始動の章ですね。水瀬いのりのギャラが発生しなかった章でもある。
5月
昨年ほどアニメを見ていない。でもじゃあ何してたんだろう。何もしていない。
キラッとプリチャン終わっちゃった。悲しいね。
6月
出願の時期。名大にしか出願してない。志望研究室5つも書けた気がするけど第一志望しか書いてない。強気の姿勢が大切。
RIMSに出願していないので受験料3万円が浮いたと見なせて、なので高いアイテムを買っても許される。
てぃんかーべる 20th anniversary clock 黒アリス ver. ( C91 頒布 ) 。 pic.twitter.com/Kf80B7ET3m
— みっふはもうダメです。七果さんもダメ。 (@LiEat_D) 2021年7月21日
マギアレコード2部6章が配信開始!公式のアオ虐は止まらない!!!
7月
東大での成績が良かったので口述試験を受けることができた。これに成功するとみんなが受ける筆記試験と口頭試問が免除になるらしい。でもろくに解答できんかった。渋い。
DLsiteでサマーセールが始まりました。
筆記試験と口頭試問が免除になった。
名大の事務に「外部英語試験の成績表出さなきゃやばいですか?」って問い合わせたら「筆記口頭免除なら出さんくても困らん困らん」って言われたので出さんかった。線形も微積も英語も免除にしてくれてありがとう名古屋大学。それでいいのか名古屋大学。
8月
マギアレコードのアニメ2期が始まりました。アニオリ展開で先が読めません。
マギアレコード2部7章が配信開始!
合格通知が届いた。
9月
今日はDLsiteのサマーセールの最終日です。
10月
予定はありません。
11月
マギアレコード2部8章が配信予定!楽しみ〜〜〜!!!
12月
来るな!!!!!!
「きれ〜!かわいい街〜!」→「おまかわ」という話。
はじまり。
この記事は 筑波大学 Advent Calendar 2020 - Adventar の6日目の記事として書かれました。私は筑波大の関係者ではありませんが、水無月くんに泣きつかれたので仕方なく寄稿することに。
なにを書こうかな〜と迷いながらアニメを見ていたのですが、今期の逆覇権であるところのまえせつを見てて思ったんですよね、「お約束の話をしよう」って。まえせつで夢の舞台として扱われている新喜劇なんですが、あれってもちろん面白いんですけどお約束要素が結構強いんですよね。日頃からテレビで新喜劇を見慣れている関西民のコテコテのお約束の感覚って普段お笑いを見ない人には通じないわけで、そうなると面白さも少し減っちゃうんじゃないかなと。ここまで読んで「なるほど、お笑いの話ね」と思った人、記事のタイトルくらいちゃんと読んだ方がいいよ。私は今からニコ生でのアニメ放送におけるお約束ネタの話をします。記事タイトルはごちうさ1期1羽でのココアさんの最初のセリフと、その時に流れるテンプレコメントです。
ニコ生でアニメ見てるとコメント欄でいろんなネタが飛び交ってるわけですが、当然元ネタがわかる方が楽しいですよね?そのくらいの話です。というわけでこの記事ではネタの解説をしていきます。と言ってもそういうネタなんて世の中いくらでも溢れているわけで、一つ一つ挙げていくなんてのは到底不可能ですし、私の好みに大きく偏りかねません。そこで今回は現在放送中のアニメの生放送を見て、そこに流れたコメントをできる限り拾って元ネタを解説していく形式でいきます。放送のスクショをぺたぺた貼るのは著作権とかそういうの的にはばかられるので、アニメそのものはご自分でご用意ください。
今回取り上げる生放送は次の2つです。先日放送したばかりのものなので、プレミアム会員の方ならまだタイムシフト間に合うかもしれません。
解説が長いので、記事の最後に締めの言葉を用意したりはしていません。代わりにここで少し書きます。オタクがいろんなアニメのネタを引っ張ってきて遊ぶの、私はこれ教養として正統派な形だと思うんですよね。たとえば教養すげーエピソードで有名な枕草子の清少納言と中宮定子の簾のエピソードですが、「香炉峰の雪」と言われて「簾を上げる」のなんてまんまオタク仕草じゃないですか。でも白居易を知らない人に「香炉峰の雪」と言って簾を上げさせようとするのは無理なわけで、オタク仕草は通じる人を選んで使わなければならないのもまた事実です。オタク仕草・内輪ノリは結局、ハイコンテクストなコミュニーケーションの到達点の一つなわけで、通じる仲間内でやってる限りは楽しいんですよ。その内輪を広げたいなーというのがこの記事の一つのモチベでもありました。
では解説行きましょう。ブラウザバックするなら今ここが推奨地点ですよ。
おちこぼれフルーツタルト 7話
きらら屈指の不健全作品で、作品自体にネタがあれこれ仕込まれているのでツッコミコメントが多いです。おちフルネタは来期以降も生き残って使われていくと思います。
女児襲来、キラにちは!
放送開始の少し前に。ニコ生での前番組が『キラッとプリ☆チャン』であり、ここから自動的に飛ばされてくる層がそれなりにいるため。「キラにちは」はプリチャン に登場する挨拶。
時は来た
放送開始時や休憩から再開した時に使われがちです。最近だとまちカドまぞくのメタ子の印象が強いですが、元ネタはプロレスですね。タッグ戦の時に対戦前インタビューで「時は来た」→ なぜか相方が笑い出すという事件が元です。
くたぱん
いのちゃんがはゆちゃんのスカートの中を覗いたシーンで流れました。元ネタは『てさぐれ』で、そのまんま「くたくたになったパンツ」の略です。
きたないハナヤマタ
作者ネタです。ハナヤマタは同じ作者の作品なのですが、よさこいに注目した真っ当な部活ものです(本当に?)。どうしておちフルは不健全で満ちあふれてしまったのか。
小金井市提出用OP
おちフルは小金井市が舞台なのですが、こんなに不健全なのに小金井市議会が「おちフルで小金井市を盛り上げよう」とか言い出しちゃったんですよね。本編に比べればOPは綺麗なので「小金井市にはOPだけ見せたんじゃないか」と言われているわけです。同系統のネタとして「BPO提出用」なども使われます。
チュッチュッwwwチュッルッチュッwwwチュルwwwランランwwww
OPで特徴的な歌詞があると半角カナで流されがちです。初めて使われた作品は不明ですが『あんハピ』のパンwwwwパンwwwwパンチマインドwwwwwwwwからよく見かけるようになりました。
ブロッコwwwwブロッコwwwwブロッコリーwwww
上のネタと同じですが、これはロコ先輩専用です。ブロッコリーの歌、CMで使われまくっているのでおちフル見てなくても聞いたことある人いるのではないでしょうか。
プルルwwwwパチパチwwww
上のネタの『スロウスタート』版です。既に終わったアニメのテンプレを引きずることは多いのですが、これは根強いファンが多すぎて放送終了から3年近く経とうとしている現在でも、おちフルに限らずほとんど全てのアニメでOP中に見られます。スロウスタートネタはその汎用性と面白さから現在世界に氾濫しており、必須科目と言っても過言ではないです。
100%じゃない......完璧じゃないとダメなの......ママに怒られる......
アンケートの際や「完璧じゃない」という言葉、それから親子喧嘩のシーンなどに反応して流れます。元ネタは『プリティーリズム・レインボーライブ』のべるというキャラクターのセリフです。べるママの「べるぅ!」「みっともない!はやくステージから降りなさい!」「あなたのプリズムショーは今!終わったのよ!」「あ な た の た め を お も っ て い っ て る の よ !」などと言ったセリフ、べるの「私はママの操り人形なんかじゃない!」といったセリフも一緒に流れることが多いです。
あば^~
女の子同士がイチャイチャしているシーンで流れる『こみっくがーるず』のネタです。そもそも「変態糞親父」という淫夢と同系統の汚いネタで「あぁ^~」「あら^~」という、同性愛シーンで流れる感嘆の言葉があるのですが、こみっくがーるずに登場するカオス先生が女の子同士の絡みに興奮するキャラであること・その口癖が「あばば」であることから派生してています。一緒に「カオス先生はネーム書いてください」「カオス先生は原稿に戻ってください」というツッコミが流れることも多いです。
きららジャンプ
OPでジャンプすると流れます。最近は恋する小惑星などOPでジャンプしないきらら作品も出てきましたが、ゆゆ式・ごちうさ・きんモザなど「きららアニメ」という言葉が認知されるようになった頃は必ずと言っていいほどOPにメインキャラが揃ってジャンプするカットが含まれていました。
純正ジャンプ
OPでジャンプする作品はきららアニメに限らず最近増えているので、きららアニメでのきららジャンプは特に「純正」と言われます。ただおちフルは作品が作品なので「不純な純正」「純正のジャンク」など色々おまけがつきます。
汚いドレッシングパフェ、汚いステラマリス
ライバルチームであるクリームあんみつが映ったシーンで流れます。ドレッシングパフェは『プリパラ』、ステラマリスは『Re:ステージ』に登場するライバルアイドルのグループ名です。特にドレッシングパフェはセンターが紫色の髪の子、サイドが水色とピンク色の髪の双子になっており、これはクリームあんみつと全く同じ構成です。同様の視点で、『Re:ゼロから始める異世界生活』に登場するラムとレムがピンク色と水色の髪の双子であることから、クリームあんみつの双子ぬあちゃんるあちゃんのシーンで「レムラム」とコメントがつくこともあります。
アレンジ死体
「〇〇したい」を「〇〇死体」と変換するのは『がっこうぐらし』ネタですね。がっこうぐらしは日常系に見せかけて死体がいっぱい出るという、きららの皮を被ったニトロプラスの刺客です。
落ちたな
誰かが恋に落ちたり物理的に落下したりするシーンで流れます。KBTITと呼ばれるネットで人気のゲイビデオ男優が作品内で発した「落ちろ!......落ちたな(確認)」というセリフが元になっています。
美少女水洗トイレ
かわいい女の子が活躍する作品のOPでメインキャラが順番に映るカットがあった際に、その動きを捉えて「美少女回転寿司」などと言われます。大元は『テニスの王子様』のイケメン回転寿司で、その後ごちうさのOPやプリパラのライブシーンを通して急速に普及しました。おちフルが水洗トイレになっているのはOPでの動きが落ちていく動作になっていることと、それから作品が作品だからです。
プリパラから/アイカツからこれ生まれたってマジ?
作者ネタです。作者がプリパラとアイカツにハマって生まれたアイドル作品がおちフルなのですが、プリパラもアイカツも子供向けアニメなので圧倒的狂気こそあれ不健全ではないはずなのに......。
岩倉使節団
OPラストではキャラクターがみんな集合したカットが入ることが多いですが、そのようなカットを指して岩倉使節団と表現することがあります。元ネタは『きんいろモザイク』1期のOPですね。納得の岩倉使節団ですよ。
ソウナン
そのまんま「そうなん」というセリフが入ると流れます。元は『ソウナンですか?』という作品です。
ピピロピロピロピロwwwwゴーウィwwゴーウィwwヒカリッヘーwwwwww
電話の着信音のシーンで流れます。元ネタは『トータル・イクリプス』のOPで、原作イメージから離れた電子音が視聴者を驚かせました。これを流す人はTE勢と呼ばれ、「TE勢だ!捕まえろ!」のようなコメントもセットで流れてくることが多いです。
33-4
言わずと知れた阪神ネタですね。敗北シーンに限らずがっかりシーン全般で流れます。最近では巨人の26-4も一緒に流れることが多いです。
へんたいあらわる
文字通り変態キャラが画面に映った時に流れます。元はおちフル6話のサブタイで、放送からまだ1,2週間にも関わらず既に市民権を獲得しています。
園崎詩音
スタンガンが映ると流れます。『ひぐらしのなく頃に』に登場する同名のキャラがスタンガンを持ち歩いていることが元ネタです。
おますて
本記事のタイトルですね。「すてき」「かわいい」などの言葉に反応して「おますて」「おまかわ」などと使います。「お前もすてきだよ」「お前の方がすてきだよ」の略で、「お前が言うな」を略した「おまいう」から派生しています。大元は不明ですがごちうさ1期1羽の「おまかわ」から目立つようになりました。褒め言葉に限らずなんでも使います。「ふしだら」→「おまふし」みたいな。
お前がそう思うんなら
漫画『少女ファイト』に出てくる「お前がそう思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな」と言うセリフが元なのですが、有名になったのはひだまりスケッチ1期1話でゆのっちが宮ちゃんに微笑みかけるカットを元に作られたコラ画像からです。
キモウト
そのまんま「キモい妹」の略で、元ネタは『永遠のアセリア』という18禁ゲームです。元は外見が気持ち悪いの意味だったのですが、アニメに見た目の気持ち悪いキャラクターなんてあんまり出ないので、中身が気持ち悪い方向で使われることが多いです。
ふしだらな姉と笑いなさい
元ネタは『ガールズ&パンツァー』より、娘より同人誌での人気が高い西住しほさんを揶揄した「ふしだらな母と笑いなさい」という言葉です。まちカドまぞくの「シャミ子が悪いんだよ」同様に作中では一度も登場していない、ファンの間でいつの間にか出来上がったセリフです。
SUGOI DEKAI
胸が強調されたシーンなどで使われるもので、元ネタは『宇崎ちゃんは遊びたい』で宇崎ちゃんが着ているTシャツの柄です。
古橋文乃、ひよよん、エターナル胸ぺったん女
貧乳をネタにしたシーンで他作品の貧乳キャラの名前が挙げられるひどい流れ弾です。古橋文乃は『ぼくたちは勉強ができない』、ひよよんこと十条姫和は『刀使ノ巫女』のキャラクターです。「エターナル胸ぺったん女」は近年特によく使われる言葉で、刀使ノ巫女作中で薫がひよよんにつけた数々のひどいあだ名の一つです。
ん?
「なんでも」に反応して流れるコメントで、これは淫夢ネタです。Twitterでもよく見ますね。「すいません許してください!何でもしますから!」→「ん?今何でもするって言ったよね?」というやりとりが元です。
成幸いそう
下着屋さんのシーンで流れました。成幸とは『ぼくたちは勉強ができない』の主人公である唯我成幸くんのことで、下着屋さんで一日バイトすることになる回が元です。
見るタイツ
タイツが強調されるシーンでとりあえず流れます。元はアニメ『みるタイツ』ですね。
ドン引きで草
そのまんま、誰かがドン引きしてるシーンで使われます。元ネタは『うちのメイドがウザすぎる』のOPで男の子がやばい料理に不安気になっているシーンでの「男の子ドン引きで草」という視聴者のコメントです。
チラチラ見てただろ!
これも淫夢ネタで、「お前さっき俺らが着替えてる時、チラチラ見てただろ」という因縁から始まる話があります。
新鮮なライチ
試着室のシーンで流れました。『スロウスタート』ネタで、ライチが鮮度が落ちるにつれて綺麗な赤からくすんでいくことを乳首にたとえた回が元になっています。
すうううううううううううううううう
同じく試着室のシーンで。大元はわかりませんが、着替えのシーンや女の子がくっついているシーンなど、いい匂いがしそうなシーンで頻繁に流れます。一緒に「空気薄くね?」「減圧室かよ」などといったコメントもよく流れます。類似のネタにお風呂のシーンなどで流れる「ごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごく」がありますが、こっちはとりあえず液体が映れば問答無用で飲む勢力もいます。
11シャミ子
5800円という値札のシーンで。『まちカドまぞく』ネタです。シャミ子のお小遣いは月500円なので、その11倍という意味ですね。
SBJK
女の子が嫉妬しているシーンや火花を散らしているシーンで流れます。元ネタは『桜Trick』で、「嫉妬深い女子高生」の略です。
カツドゥーン
「カツ丼」をネイティブ風に言ったもので、現在再放送中の『はたらく魔王さま』のネタです。
キラッCHU
朝からカツ丼を食べているシーンで流れました。キラッCHUとは『キラッとプリ☆チャン』に登場するマスコットで、3日に1回のえもちゃんがお世話をする日には朝からカツ丼を食べさせられていることが明らかになりました。
がんばれ♡がんばれ♡
イラストレーターである伊東ライフさんの二次創作でよく出てくるセリフです。定着しすぎてこのセリフと言えば伊東ライフみたいなイメージがありますが、本人は「これ僕のものでも何でもないからな!」と言っています。
そ・う・よ!\ファンタジスタッドー/
「そうよ」「今よ」というセリフに反応して流れます。『ファンタジスタドール』のOPのネタです。
志温ちゃんかな?
高校の制服を着る25歳さんのシーンで。志温ちゃんとは『スロウスタート』のキャラで、高校どころか大学も卒業した人が高校の制服を着て、しかも似合っているという共通点からコメントされています。
違法マイク
マイクが映ると流れます。現在放送中の『ヒプノシスマイク』のネタで、違法なマイクのことです。ヒプノシスマイクの世界ではマイクは武器であり、正式な許可のないマイクの所持は違法です。
なんて正確な音程!、プリズムボイス......
音程が正確でもそうじゃなくても、プリズムボイスでもそうじゃなくても、歌うシーンでとりあえず流れます。『プリパラ』のネタで、前者はソフィ様のライブ、後者はらぁらのライブに対する他のキャラのセリフですね。
根源から声出せ
声が小さいときに流れるコメントの一つで、『東京喰種』のOPにウィスパーボイスの部分があるんですが、そこにつけられる「腹から声出せ」というコメントから派生しています。『魔王学院の不適合者』というアニメで用いられた際に、同作品において魂にあたるものである「根源」に変化したものです。
オムツァーになろう
いのちゃんが緊張するとおしっこがしたくなってしまうと悩んでいるシーンで。オムツァーは「オムツを履くことでトイレの時間すら節約してゲームしている廃人」という意味のネトゲ用語です。そういうことをしているとしか思えない異常時間プレイヤーが世の中そこそこいるんですよ。
にぱー
いのちゃんが「漏らしてません!98%くらい大丈夫でした!」と言ったシーンで。「残り2%は大丈夫じゃない」→「にぱー」→ 古手梨花の口癖という感じの『ひぐらしのなく頃に』ネタです。
マネーのトラ
お金の話をしてるとときどき流れたりしますね。元は20年近く前に放送されたテレビ番組『マネーの虎』です。一般人が企画を提案して投資家がそれを審査する感じのやつ。
姉より優れた妹など
これは『北斗の拳』のネタで、元は「兄よりすぐれた弟なぞ存在しねぇ!」というジャギ様のセリフです。
宇宙兄弟
『宇宙兄弟』は宇宙飛行士の弟と宇宙飛行士を目指す兄の話であり、人気アイドルの妹と駆け出しアイドルの姉というおちフルの構図と一致しています。
聖帝十字陵
夢への階段的なものを表す空へ続く階段のイメージのシーンで。聖帝十字陵とは『北斗の拳』に登場する場所の名前で、つまるところピラミッドです。階段の一段一段が分厚すぎてピラミッドのように見えたことからこのコメントがなされたのでしょう。
それはひょっとしてギャグで言ってるのか
「好きなものって決められなくないか」と言いながらになちゃんに抱きつくロコ先輩のシーンにて。漫画『魁!!クロマティ高校』の一コマが元ネタです。Twitterで画像見たことある!という人も多いのではないでしょうか。
猫でリテイク
リテイクのシーンで。元はアニメ『SHIROBAKO』7話のサブタイである「ネコでリテイク」です。
宮藤
『ストライク・ウィッチーズ』という作品の宮藤芳佳ちゃんのことで、女の子の胸が好きな女の子を指して使われます。今の場合はロコ先輩ですね。
いてててててててて
中二病的な痛々しい言動のシーンで使われます。元は『カブトボーグ』のセリフであり、かつては視聴者を刺すような言動に対して自虐の意味でコメントされていたのですが、現在では痛々しい言動のキャラを揶揄する意味で使われることが多いです。
イイハナシダナー
お話の結末でコメントされますが、実際に素敵な話だった場合よりもそうでない場合の方がよく流れます。そもそも「イイハナシダナー」は、掲示板において「良い話面してるけど安っぽい・作り物くさい」という場合のレスとして使われるものです。
勝手に終わるな
お話が終わったときにそれを惜しんでつけられるコメントです。初出は意外に最近で『私に天使が舞い降りた!』になっています。
実用性のあるED、多目的ED、BPO憤慨ED、LO子先輩
まだ健全だったOPとは異なり、おちフルのED映像はきわどい絵が多いので......。「多目的」は例のタレントの事件以来、性的な意味で頻繁に用いられるようになりました。BPOは放送倫理・番組向上機構、LOは同名の幼女を専門にした18禁漫画雑誌のことです。
ワンダァ?てめェ......、独歩キレた
EDに「ワンダー」という歌詞があるのですが、歌い方的に「ワンダァ」となっています。『刃牙道』で独歩という格闘家が「武というよりは舞、舞踊だな」と煽られて「なんだぁ?てめェ......」とキレるシーンがあり、Twitterでも頻繁にコラに用いられているので知っている人も多いのではないでしょうか。
↓好きなステップ、謎ステップのおかげで
EDに「好きなステップ踏みながら」という歌詞があるのですが、その際に映像ではキャラクターが謎のダンスを踊っており、視聴者は「好きなステップほんとにそれでいいのか......」と困惑させられます。「謎〇〇のおかげで」というのは『三者三葉』ネタです。OPでメインキャラが唐突にキックをするシーンがあり、それを気に入った視聴者から「謎キックのおかげでいいことがありました!」などという信仰が広まっています。
市長の家族を解放しろ
不健全要素が多すぎる作品にも関わらず、小金井市議会から応援されていることを受けて。無茶な仕事をしている人について「家族が人質に取られているのでは」というネタがあり、アニメでもしばしばライブシーン手書きで「アニメーターの家族を解放しろ」や声優に恥ずかしいセリフを言わせて「声優の家族を解放しろ」などというコメントがつきます。
ヽ(・ω・)/ ズコ-
ずっこけたことを表す顔文字で、主に歌が下手であることを揶揄するものです。元は2ちゃんねるで使われていたAAであり、ニコニコでは音楽系の動画で最初に使われ始めたことから歌が下手であることを意味するようになりました。
BEM表
アニメ終了後、ニコ生の番組表が映っているところで必ず流れるコメントです。元ネタは妖怪人間ベムの新作アニメ『BEM』です。放送当時BEMは何故かニコ生の番組表に載っていたり載っていなかったりしたので「BEMが載ってるか確認する」というネタが出来上がり、ニコ生の番組表は「BEMを確認する表」と認知されるようになってしまいました。
ライチ超え
アンケートで1.とても良かった95.0%をライチラインと呼び、これを超える高評価を出すことをライチ超えと言います。元ネタは既に紹介した「新鮮なライチ」同様『スロウスタート』で、ライチ回である9話のアンケートが95.0%ぴったりだったことに由来します。
魔女の旅々 9話
次はラノベ原作です。こちらはギャグ作品ではないためツッコミよりも考察や普通に感想コメが多いですが、ネタコメは脊髄で打つものなのでなくなったりしません。ただ視聴者層が少し変わるので異なるネタが見られるようになります。
みぃ!
あまり深い意味はない、しかしニコ民に愛されている言葉で、放送開始前や休憩中などに叫んでいる人がいます。『Re:ステージ』のネタで、強烈な語尾といじられキャラから多くの人に愛されているみぃ先輩のまさに語尾です。Re:ステージは元から汎用性の高い名言や狂気の濃いシーンが多くありニコニコ映えする作品なのですが、特に今年は3周年記念でアニメの一挙放送が短いスパンで2回行われたため、現在のニコニコにはRe:ステージのネタがかなり溢れています。
へご
お腹が鳴ったシーンにつけられるコメントです。大橋彩香という女性声優のあだ名が「へごちん」なのですが、彼女が『てさぐれ』において収録中にお腹を鳴らし、しかもそれがそのまま放送に使われてしまったことから、お腹を鳴らすことを「へごる」と表現するようになりました、
きん!けつ!
主人公であるイキリ魔女イレイナさんが金欠で悩んでいるシーンにて。元ネタは『きんいろモザイク』の「きん!ぱつ!」です。
ノルマ達成
毎回挟まれるシーンは「ノルマ」と呼ばれ、そのシーンが流れると「ノルマ達成」と言われます。アイドルアニメではライブシーンやバトルアニメでは必殺技などがこれにあたり、魔女の旅々ではイレイナさんの「〇〇な美しい魔女は誰でしょう?そう、わたしです」というセリフがノルマになっています。
みゃー姉は逮捕された
9話では尺の問題でOPがカットされました。本作のOPは声優の上田麗奈さんが歌っており、彼女の演じた代表的なキャラに『私に天使が舞い降りた!』のみゃー姉という不審者がいます。
山狩りさん、パク山さん、風先輩
9話に登場した勲位の魔女エステルさんの声優は内山夕実さんです。彼女が『刀使ノ巫女』で演じた獅童真希さんは、その印象的なセリフから「山狩りさん」と呼ばれています。またパク山さんは『Re:ゼロから始める異世界生活』のパック、風先輩は『結城友奈は勇者である』の犬吠埼風のことで、こちらも内山夕美さんが演じています。イレイナさんの声優である本渡楓さんが刀使ノ巫女の主人公の声を当てていたことから、特に刀使ノ巫女関連のコメントが多くなっていました。
金!金!金!、魔女として恥ずかしくないのか
エステルさんが成功報酬だと大金を見せたシーンで。元はゲーム『ロマンシング・サガ』の「金、金、金!騎士としてはずかしくないのか!』というセリフです。
穏やかじゃないですね
「穏やかじゃない」に反応して流れます。元はゲーム『ゼノブレイド』において、シュルクというキャラを先頭にして悩んでいる人に声をかけると決まって「穏やかじゃないですね」と言うことから来ています。
嫌な事件だったね
エステルさんが過去の事件の説明を始めたシーンで。『ひぐらしのなく頃に』の有名なネタです。現在新作が放送中ですが、「嫌な事件だったね......」というセリフのシーンでは「元ネタこれだったのか」というカルチャーショックを感じるようなコメントも多数見られました。そうか、ひぐらしはもう古いのか......。
モリアーティで見た
元にした演劇も行われたという事件が殺人事件であったため、舞台上・公衆の面前で殺人を行わせて貴族を嵌めるシーンがある現在放送中の『憂国のモリアーティ』が引き合いに出されています。
おのれ鉄平、やったねたえちゃん
「おじに引き取られたがそこで虐待された」という状況が、『ひぐらしのなく頃に』の北条沙都子や『コロちゃん』のたえちゃんの状況と一致しています。鉄平は沙都子のおじの名前、「やったねたえちゃん」はたえちゃんのイマジナリーフレンドのセリフです。
しょけえええええええええええええええええええええ、スピード処刑
「処刑」という言葉に反応して流れます。『迷家』に登場するらぶぽんというキャラクターが元ネタです。事あるごとに処刑を提案するやばい子です。
オカリン、ほむほむ、60年、リセットだ、3年前の七夕、蒼井翔太、デンライナー、タイムジャッカー、デロリアン
エステルさんの過去に戻って歴史を変えるとの発言に、時間遡行を行う作品がたくさん挙げられています。オカリンは『シュタインズゲート』、ほむほむは『魔法少女まどかマギカ』、60年は『色づく世界の明日から』、リセットだは『サクラダリセット』、3年前の七夕は『涼宮ハルヒの憂鬱』、蒼井翔太は『ポプテピピック』、デンライナーは『仮面ライダー電王』、タイムジャッカーは『仮面ライダージオウ』、デロリアンは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の関連ワードです。
樹ちゃん......、ナナしゃん......
樹ちゃんは『結城友奈は勇者である』に登場する犬吠埼風の妹、ナナは現在放送中の『無能なナナ』の主人公です。樹ちゃんは「エステル(犬吠埼風と声優が同じ)の無茶を止めて」と呼ばれていますが、ナナは「殺人事件の犯人お前だろ」と呼ばれています。
エガオノダイカ
「代価」「代償」「犠牲」と言った言葉に反応して流れます。『エガオノダイカ』という作品が元ネタです。
アカギ系魔女
エステルさんは魔力の代価に「血」を限界ギリギリまで抜いたと述べます。血を代価にすると言えば『アカギ』で行われる互いの血を賭けた狂気の「鷲巣麻雀」です。
サヤ「ガタッ」
エステルさんがイレイナさんに指輪を渡すシーンにて。サヤさんは魔女の旅々に登場する魔女の一人で、イレイナさんのことが好きで好きで仕方ない子です。ガタッは急に立って椅子を倒した音であり、昔から掲示板などでよく使われます。
覚悟完了、とべよおおおおおお、山狩りだ
時間遡行を実行するシーンにて。いろんなキャラの決めゼリフです。いや、山狩りだは決めゼリフじゃないんですが。覚悟完了は『覚悟のススメ』でパワードスーツを着たとき、とべよおおおおは『シュタインズゲート』で時間遡行を行うとき、山狩りだは『刀使ノ巫女』で山狩りを始めるときのセリフです。
高知の言葉
エステルさんがイレイナさんに「ありがとう」と述べるシーンで。『ソマリと森の神様』のOPで「ありがとうは高知の言葉」という空耳があります。
なかったことにしてはいけない
「なかったことにする」というセリフに反応して流れてきます。時間遡行系の作品である『シュタインズゲート』では、アニメのOPで「なかったことにはしてはいけない」という歌詞が印象的に使われていたり、「過去をなかったことにしてはいけない」というのが大きなテーマの一つとして扱われています。
アクシズ教
「宗教勧誘」に反応して流れてます。『この素晴らしい世界に祝福を』に登場する宗教の名前で、頭のおかしい異常集団であることで有名です。勧誘もおかしいです。「アクシズ教に入信するだけで石鹸がついてくるわよ!?」
引くわー
ラジオ『Radio Cross』にて声優佐倉綾音の世間知らずな言動ややばい妄想にびっくりするコーナー「佐倉さんひくわー!」から。
GOTO、ゴートゥーザ
「強盗」と似ている言葉。GOTOはトラベルです。ゴートゥーザは声優後藤邑子のあだ名の一つである「ゴトゥーザ様」から。
倒してしまっても
死亡フラグの一つです。元ネタはFate/stay nightにおけるアーチャーの「別にアレを倒してしまっても構わんのだろう?」というセリフです。
失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した
エステルさんがやられたシーンにて。『シュタインズゲート』の有名な鬱シーンでのセリフです。タイムトラベルによる過去改変に失敗したシーンでは必ずと言っていいほどこのネタが流れますね。
かーなーしーみのー
誰かがナイフで刺されたシーンをはじめとして、悲惨なバッドエンド全般で使われます。元ネタはバッドエンドが血なまぐさいことで有名な18禁ゲーム『School Days』の主題歌である「悲しみの向こうへ」です。暗い曲調がバッドエンドの陰惨さにマッチしていることに加え、最も悲惨な結末を迎えたアニメ版においてはがっつり問題のシーンで使われ、完全にそういうイメージの曲になってしまいました。
梨花ちゃん、L5
セレナさんの外見が青い長髪のロリということで『ひぐらしのなく頃に』に登場する古手梨花ちゃんに似ていることから。L5はひぐらしに出てくる病気の進行段階を表す言葉で、L5は最終段階にあたり深い疑心暗鬼や他者への暴力性に満ちた状態になります。
犯罪係数800オーバー
『PSYCHO-PASS』の世界では人間の潜在的な犯罪可能性を数値化し、この犯罪係数が十分に高いと処分されてしまいます。800オーバーは犯罪係数の史上最高記録の値です。
鬼父
父親からの性的虐待を匂わせるシーンで流れます。元ネタはそのまんま、父親からの性的虐待をテーマにした18禁ゲーム『鬼父』です。
ぞんぞんしてきた、K1かな
セレナさんがいくら攻撃されても頑丈で死なないシーンにて。ぞんぞんは『がっこうぐらし』が『のんのんびより』をもじって「ぞんぞんびより」と呼ばれたことに由来します。同様の例として『魔法少女まどかマギカ』はキャラデザを担当した蒼樹うめ先生の代表作である『ひだまりスケッチ』をもじって「血だまりスケッチ」と呼ばれたりします。また「K1かな」は現在放送中の『ひぐらしのなく頃に業』鬼騙し編において、K1こと前原圭一がレナに何度刺されても死ななかったことから。
グミ撃ちは
グミ撃ちとは弾を連続して何発も撃つことで、『ドラゴンボール』が元ネタです。グミ撃ちで勝つことは少ないため「グミ撃ちは負けフラグ」と言われています。
散華、思い出を焼却して
エステルさんが記憶を代価に魔力を生成するシーンにて。内山夕美さんが声を当てているキャラクターで「代償」と言えば、『結城友奈は勇者である』の勇者システムに搭載された「満開」と「散華」です。実際、結城友奈は勇者であるには記憶を散華したキャラクターも登場します。また、記憶を代価にして力に変換すると言えば『戦姫絶唱シンフォギア』に登場する錬金術があり、記憶を力に変えることを「思い出を焼却する」と言います。
(首が折れる音)、マミった
エステルさんがセレナさんの首をもいで殺したシーンで。前者は『仮面ライダー555』で草加雅人が殺されるシーン、後者は『魔法少女まどかマギカ』で巴マミが殺されるシーンを表す言葉であり、ともに首をやられて死ぬシーンとして非常に有名です。
TDNは旅人だった......?
現在に帰ってきた後イレイナさんが一人で己の無力さを反省しているシーンにて。TDNとは淫夢に登場する多田野という人物のことであり、「ただの〇〇」という言葉に反応して「TDNは〇〇だった......?」とコメントするのが通例になっています。
マモレナカッタ...
同上。ゲーム『テイルズオブグレイセス』で主人公が戦闘不能になったときに発する言葉で、守りたいものを守れなかったときに使います。『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』のOPにおいて、「守りたいものを守れる強さ」という歌詞のシーンで作中で悲惨な死を迎えるイリヤと彼女を守りきれなかったバーサーカーが映るのですが、そこで用いられるのが最も有名な使われ方でしょう。
劇場版ED
ED映像において、クレジットがスタッフロール形式になると劇場版と言われます。普通のアニメでは用いられず、代わりに映画では基本的にこの形式が用いられるからです。
キノなら、師匠なら
魔女の旅々は「旅人が一人で世界中の国を旅して回る」というお話であり、ラノベの草分けの一つである『キノの旅』とよく似ています。そのため「キノやキノの師匠ならこうしていた」という比較は当然避けようがありません。きちんと差別化し、独自の面白さでもって比較に耐えるものを仕上げなくてはならない作者さんは、自分で選んだ道とはいえ大変そうです。